音声外来・ボイスクリニックとはVOICE CLINIC

二村耳鼻咽喉科・ボイスクリニックでは完全予約制の音声外来を開設しております。

声の専門医・音声外来/ボイスクリニックとは?

音声外来とは、「声」の診察・治療をする外来です。教師・保育士といった日常的に声をよく使い、声帯を傷めやすい職業の方から、歌手・アナウンサー・俳優・声優といった、自分の声に支障があっては困るようなプロフェッショナルの方まで「声」を診察し、サポートします。
また、日常的に声を使わない方でも突然声が出にくくなったり、声がかれたりという悩みを解決していくのも音声外来の領域です。

正常な声帯と診察方法について

声帯がしっかりと閉じ、そこに肺から空気が流れることによって正常の声になります。声帯がしっかりと閉じなかったり、炎症を起こしていたり、ポリープなどの邪魔ものがあったりすると、正常の声が出ず、かれた声、医学的な言い方をすると「嗄声(させい)」になります。この原因を確認するには声帯をしっかりと観察する必要があり、そのための道具が内視鏡です。内視鏡とは中を覗くカメラのことで、この20年ほどで目覚ましく発達し、そのお陰で医学が飛躍的に進歩しました。
音声の領域でも、電子スコープを使ってきれいに声帯を見ることができます。また、声帯の波動を観察する専門的な道具である「ストロボスコープ」を用いると、声を出すために高速で振動する声帯の粘膜の様子を見ることができます。声帯粘膜の動きによって声の高さが決まります。
男性の声の高さは約100Hz(ヘルツ)、つまり1秒間に約100回振動しています。それほど声帯粘膜は細かく振動しています。女性の声の高さは約200Hz、1秒間に約200回の振動をしています。

当然ですが、これはとても目に見える速さではありません。そこで、声の高さに合わせて高速で光を点滅させることによって、あたかも声帯が止まって見えたり、ゆっくりと動いているような映像を作り出せる「ストロボスコープ」という機器があるのです。細かなポリープや癌などの病気があると、声帯粘膜の振動に異常が出ます。ストロボスコープはそれを発見することができるのです。

2種類の内視鏡について

声帯を見るカメラの種類は大きく分けると軟性鏡と硬性鏡の2種類があります。鼻から入れて自由にカメラの方向をコントロールできるのが軟性鏡です。口からカメラを入れずに声帯を観察できるため、会話をしたり、歌ったりしている状態を観察することができますが、鼻から入れる分、違和感があります。
もう一つは棒の先に角度のついたカメラで口から喉を覗き込む硬性鏡です。口を開いて、舌を引き出した状態で棒を入れます。鼻を通らないので違和感が少なく、喉の状態を広く見ることができます。しかし反射的に「おえっ」となる人には向きません。当院では患者様の状態に合わせて内視鏡の使い分けをします。

一人ひとりに合った治療法をご提案します

当院では声帯の状態を確認し、手術が必要なのか、声の安静が必要なのか、薬が必要なのかを提案し、患者様と一緒に相談してまいります。声の障害に対する治療は1つではありません。職業によっては声を出さなければ仕事にならない場合が多々あります。
学校の先生では、声が出なければ授業にならないし、例えば運動会の季節に声を出しすぎて出なくなるという「職業病」とも言える事態もあり得ます。プロフェッショナルの方は声を出さなければ全く仕事になりません。つまり「沈黙」=「休職」ということもあり得ます。
患者様にとって声の状態だけでなく今置かれた社会的な状態も把握して必要な治療を提案し、改善できる方法を患者様とともに考えていくクリニックでありたいと思っています。

音声外来/ボイスクリニックを受診される方へ

音声外来は障害のある声を診断し適切な治療を提案する外来で、お気軽にご相談頂きたいと思っております。しかし、歌唱に対する発声指導や練習方法の指導は診療よりむしろトレーニングの領域となり、人それぞれ方法が異なり明確な正解がありません。歌唱訓練などの専門領域の質問は的確な回答ができない場合や意見が異なることがありますのでご了承ください。

声帯ポリープ

声帯粘膜の微小血管が破裂して血腫ができたものです。声の安静を守ることによって自然に治癒する場合もありますが、数カ月間改善しないものは手術が必要です。手術が必要な場合は適切な医療機関に紹介させて頂きます。
また、「ポリープ」といっても癌とは全く違う病気です。声帯ポリープになったからといって癌になるということはありませんので心配しすぎることはありません。

声帯結節

勉強をしすぎて指に「ペンダコ」ができるように、声帯をよく使う方にできる、声帯のタコのようなものです。状態によっては保存的に改善させることができます。声の酷使を控えて、できる限り安静にします。
しかし、声を使わないと仕事にならない方も多くいらっしゃいます。当院ではそのような方への発声の方法を指導していくことも行います。また、重篤なものや保存的な治療に抵抗するものは手術が必要です。

ポリープ様声帯

声帯ポリープと病名が似ていますが、声帯の状態は全く違います。タバコと声の使い過ぎが原因で、比較的女性におこりやすい病気です。声帯全体が腫れて水ぶくれ(浮腫)を起こした状態です。まず治療の第一歩は禁煙です。
この病気になる人は喫煙者がほとんどであるというデータがあります。逆にいえば、タバコを吸わない人はこの病気にはまずならないのです。声帯の浮腫をとるために手術をすることも選択肢ですが、禁煙をしなければたとえ手術をしても再発することがあります。
お酒とタバコが好きな方で声がガラガラな方、心当たりがありませんか?

喉頭癌

喉頭がんのリスクはタバコです。喫煙者は13倍の危険性があるといわれています。当然ですが、放置すると生命にかかわる病気です。
もし癌の可能性がある場合はいち早く検査を行い、癌であると診断された場合は適切な治療が必要です。進行度により手術、放射線治療、化学療法を組み合わせた治療が必要です。クリニックではなく適切な病院での治療が必要となります。


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